骨粗しょう症について

加齢などの原因により、骨の量が減少したり、質が劣化したりしてスカスカになり、もろくなってしまう疾患です。
骨に含まれるカルシウムの量は若年期をピークになり、その後は減少していきます。
とくに閉経後は女性ホルモンのバランスが変化し、骨粗しょう症のリスクが高まります。
具体的には、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折を引き起こしたりします。
下表の各項目にあてはまる方は、骨粗しょう症の可能性があるので、お早めに医療機関を受診して必要な検査を受けるようお勧めいたします。
このような方は骨粗しょう症の検査を
- 50歳以上の女性で痩せている
- ご家族に大腿骨骨折をした方がいる
- 煙草を吸っている
- ステロイド薬を使用中の方
- お酒を大量に飲まれる方
- 糖尿病の方
- これまでに過度の食事ダイエットをされたことがある方
骨粗しょう症の検査
骨粗しょう症の可能性があるときは、骨量を計測する骨密度検査を行います。
いくつかの検査法がありますが、当クリニックでは主にDXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)による検査を行っています。
腰椎と大腿骨近位部に高低2種類のX線を照射することにより、正確に骨密度を測定することができます。
このほか、必要に応じて血液検査やX線撮影なども行っていきます。
主な治療
患者様の状態にもよりますが、基本的には食事療法と運動療法、薬物療法を行います。
このうち食事療法では、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを積極的に摂取します。
運動療法では、ジョギングやスイミングなどの有酸素運動を毎日30分以上行うことが基本になりますが、患者様の中には、骨が弱っているため運動制限が必要なケースもあります。
当クリニックでは、患者様の状態を正確に見極めたうえで、個別に運動プログラムを策定いたします。
薬物療法では、骨吸収を抑制するお薬、骨形成を促進させるお薬、骨粗しょう症の改善に必要なビタミンD製剤やカルシウム製剤を使用します。
